カルチャー

風土が生んだ発酵文化。「まえばし発酵めぐりの旅」

新たな地域資源で再発見! 水のまち、絹のまち「前橋」。

公益財団法人前橋観光コンベンション協会(所在地:群馬県前橋市、協会理事長:曽我 孝之)は、2020年に開催されるJRグループの群馬県大型観光誘客キャンペーン(群馬デスティネーション)を迎えるにあたり、2018年秋より前橋市の観光の魅力をPRし、都心部や国内外の観光客を呼び込む観光プロモーションを実施してまいります。今、健康食品として注目されている発酵食品を観光テーマとする「まえばし発酵めぐりの旅」を企画。

前橋の歴史に触れながら、地元・前橋産の日本酒や味噌・納豆・チーズなど発酵食品の生産場所をめぐるモニター体験ツアーを開催いたします。また、2018年8月27日(月)に東京・浅草で前橋市の誘客プロモーション「まえばし発酵めぐりの旅」のプレス発表会を行います。

■自然と歴史が育んだ前橋は、「水のまち」・「繭のまち」

日本の百名山のひとつに数えられる「赤城山」を有する前橋市は、水はけは良いですが水利には乏しい土地でした。昭和初期の大規模灌漑計画によって豊かな大地へと変わります。自然に囲まれた緑豊かな「水のまち・前橋」は、赤城山の火山灰土による水はけの良い土地が桑の栽培に適していたことから絹糸作りが盛んとなり、明治には製糸やその流通の拠点として栄えました。世界遺産に登録された富岡製糸場が創業する2年前の明治3年(1870)に前橋に製糸所が創業され、上州と横浜港をつなぐ“ジャパンシルクロード”を通じて前橋の絹は世界へ広がります。日本はもとより海外からも注目された良質な生糸をヨーロッパでは「マエバシ」と呼ばれたといわれ、「繭のまち・前橋」が生み出した産物です。

■世界のマエバシを作る、女性たちを支えたのが前橋の発酵食品!?

保存食として発酵食品は、人々にはなくてならない生活必需品であり伝統の味覚です。小麦が良く獲れる気候である前橋は粉文化が発展していましたが、日本酒や味噌・醤油、納豆などを作る、醸す文化も生まれました。明治から昭和の時代、前橋に多く存在した製糸工場や養蚕場で働く人々たちの空腹を満たしたのが、「焼き饅頭」でした。小麦粉と水、麹菌で発酵させた、甘い味噌だれを絡めた「焼き饅頭」は、今も尚、地元・前橋市民のソウルフードとして愛されています。

■前橋市観光PR「まえばし発酵めぐりの旅」プレス発表 マスコミ関係者をご招待

前橋観光コンベンション協会では、旅行・テレビ・雑誌のメディア関係者様を招き、都内の発酵食専門レストランにて、前橋市の誘客プロモーション「まえばし発酵めぐりの旅」のプレス発表会を行います。

開催日:2018年8月27日(月)時間 :受付15時30分~/スタート16時00分/終了18時00分
場所 :Hacco’s Table(ハッコーズテーブル)
所在地:東京都台東区花川戸2-9-10 銀座線「浅草」駅徒歩5分

<前橋市の魅力ある発酵食品・特産品が東京・浅草に勢揃い>
観光の入り口、東京・浅草に前橋の発酵食材が集結。日本酒やチーズ、漬物、味噌など“まえばし発酵”が味わえる特別試食コーナーをご用意しております。

■協会情報

【商号】
公益財団法人前橋観光コンベンション協会
【所在地】
〒371-0023 群馬県前橋市本町2−12-1 元気プラザ21 2F
代表者 : 曽我 孝之

【事業内容】
コンベンションの誘致・支援/観光客の誘致受入/コンベンションシティ前橋の広報及び宣伝/映画、テレビ等のロケーション撮影の誘致・支援/観光・物産振興のために行う企画・支援/観光資源開発のための旅行業

【連絡先】
027−235−2211
【URL】
http://www.maebashi-cvb.com​

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